認知症を伴う…

わたしの過去10年の記憶、まるで引き出しを抜いたかのように、抜け落ちています。
トピックとして、父親が入院した事、母親も入院した事、大きな出来事はなんとなく記憶しているようです。
介護保険を使ってほしくて、認定の手続きをすすめた事もなんとなく覚えています。
肝腎の、母親の様子、は、よく覚えていないのです。

いつぐらいから、手が震えだしたのか、歩きにくくなったのか…

個人病院(脳神経外科)でパーキンソン病と宣言され、その後、近所の内科で薬を出してもらっていたはずです。
そのうちに、まったくに動けなくなり、救急車で東北大学付属病院に運ばれました。
東北大学付属病院には、検査入院し、せん妄の為に追い出されるように退院しました。

それぞれで、医者から説明を受けたはずですし、わたしも同行した事もあります。

しかしっ

認知症を伴い進行する、パーキンソン病認知症は平行してすすむ、ということに関しては、説明を受けた記憶がありません。
もっとも、「ひきだし」の1つに入っていて抜けているのかもしれませんがねぇ…

長谷川式簡易テストは、最初の脳神経外科で受けたようです。
東北大学付属病院では、軽い脳梗塞が治癒した後がある、と、レントゲンを見ながら説明を受けました。
今思うと、本人に直接、話しをする事をさけていたのかも。
今思うと、認知症に対するケアも必要だったのかも。
今思うと、思ってもしかたないね。

いずれにしても、今は、長谷川式簡易テストで30点満点の16点。
立派な認知症です。

今の担当医は、認知症の為の薬(アルツハイマー型用のアリセプト)を出してくれました。
もっとも、根治はできないので、多少、進行を遅らせるだけですけど。

認知症を伴うパーキンソン病の進行が、多少でも遅れるだけでも、みのるちゃんの今後の生活が快適になるのであれば、よしとしなければなりません。


みのるちゃんのすごいところは、頑固さですな。

われわれは、しつこく、練習すればできるようになる、と、吹き込んできました。
むふふっ

すると…

午後は、新聞を読んで過ごしています。
「みのるちゃんノート」で、漢字の書き取りをしています。
ま、一度決めたら、最後まで頑固に貫きます。

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ディケアで刺激をどんどん受ければ、意欲も変わってくる事でしょう。
身体の大きな筋肉を動かせば、血流もよくなり、脳内の壊れた神経ネットワークにも小さなちいさなよい影響が出てくるはずです。

妻は、みのるちゃんを「妖精」と呼んでいます。
確かに、時々、我々とは違った考え方を示します。
がはは

われわれは、それを楽しんでいるわけですな。

みのるちゃんが来てから、わたしは、睡眠のリズムをつかめなくなっています。肝機能も悪くなり、タバコの量も増えました。
妻も、輪をかけてよく寝るようになりました。
疲れているのですね。

でも、楽しまないと、ね~

さて、洗濯機に洗濯をさせましょうか。